そしてここ
かぶと岩展望台には、こんなものがありました
何だかわかりますか?
これは「草泊まり」と言います
昔、昭和30年代くらいまで
阿蘇のあちこちにこうやって草で作った
簡易的に寝泊まりするためのものがたくさんあったようです
なんと竹の骨組みと「ススキ」でできています!
牛や馬の餌となるススキ、ササ、シバなどを刈るために
10日ほど家族総出で作業をしていたらしいです
その時はこのような草泊まりを作り
寝具や食料などを持ちこみ集中して生活して…
ここまで読むと「まるでキャンプみたい!」と思うのですが
子供の学校は臨時休校となりお手伝いして役割を果たしていたのだそうです
この草原は
ただの草なのに
自然と人間の営みによって長い歴史を築いてきたのですね!
つづく。