南城苑の勝手口

旅館のPRブログではないかもしれない…

山のいくら。

ヤマメは

サケ目サケ科に属する魚、

ヤマメは海には行かずに、川で過ごす「河川残留型」です。

簡単に言うと「ヤマメとシャケは親戚関係にあたる」的な。

体の大きさはかなり違うのにとても似ているのがコレ

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南城苑の前菜の一品である「ヤマメのたまご」。

ヤマメは小さな体なのに、たまごの大きさはシャケと同じです。

色が赤ければいわゆる「いくら」ですね!

シャケの身が赤いのは、食べているプランクトンに含まれるアスタキサンチンという赤い色素が関係しています。

なのでたまごも赤い、

ちなみにシャケは白身魚

ヤマメが食べているプランクトンには、あまりアスタキサンチンが含まれていない為赤くない。

そんなどうでもよい豆知識は置いておこう。

ウチで出しているヤマメのたまごは、イクラのような醤油漬けではなく塩漬け。

お酒で臭みをシッカリ抜いて

お塩と一味で数日間漬け込みます。

すると

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黄色から黄金色に変わり、おつまみにもごはんのおかずにもなる美味しいひと品に♡

臭みも無く、お塩でシッカリとしめているのでプチッ!とした弾力を持ったおいしさが特徴です。

ちょうど料理長が仕込みをしていたので手を止めてもらいましたヽ(^。^)ノ

そして今日はちょっとした収穫!

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多分これは三竹、

そしてこの三竹は本日女湯のタイル風呂の奥に生えていたモノ。

地産地消の最たるもの(笑)

今夜美味しく頂きます♡