私の春。
黒川の遅い春、
それは「野焼き」と言う春を呼ぶ作業の後にやってくる。
春を確認しに某所へ…
『春はどこだ?』
『春はまだなのか?』
…私の心がざわつく。 そして
『まだ春じゃないのかも』
と下降してゆく気持ち、
よぎる不安を振り払うかのように足を進める。
ザクザク…と焼け残った薄を踏む音だけが静かに、そして忙しく響く。
一瞬足を止める。
その時私には、厚い雲を遠くに押しやるかのような風を感じた。
私は叫ぶ、
「わらびあったよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
ちょっとドラマチックに書いてみましたヽ(´∀`)ノ
次回は蕨摘み編です、
どんなカンジで書くのかは不明ですよ お楽しみにできるならばしていて下さいませ(;-ω-)ゞ